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zoom RSS J1 第8節 総括 仙台川崎戦編(結果:0-0 引分)

<<   作成日時 : 2018/04/16 17:52  

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今季の仙台は高い水準で自分たちでボールを持つことも出来ますし、守備については3バック、4バックともに起用にこなせるため、自分たちの良さを出すことも出来るし、相手の良さを消すことも出来るというのがここまでの評価でした。

川崎は5節を怪我で欠場していたMF大島が復帰してから持ち味であるパスワークを取り戻し、あきらかに内容は良くなってきている印象もありながらもいかんせん決定力が上がってきていないというのがここまでの評価でした。

仙台の渡邊監督は自チームも含めてのかなりな分析型の監督であり、今季はここまで柔軟な対応力で結果もついてきていることからこの試合では少なくとも前半は仙台が相手の良さを消し、結果消極的な試合になるのでは? もしくは今季の仙台はボール保持力も高いので前半はポゼッションをどちらが握るかが鍵になりそうというような予想をしていました。

実際の試合ではやはり最序盤はポゼッションを仙台も狙うかのようなところもありましたが、やはり川崎のポゼッション力が極めて高く、ボールを握ったといえるのは川崎でした。
しかし仙台はそれも想定済みとばかりに落ち着いた、組織的な守備をベースとし川崎のボールの出し入れに対しても最終ラインが崩れることはなく、特にリーグ戦初出場となった常田を含む中央の3枚は90分通して最後まで破られることはなかったと思います。
それでもポストを2回叩かれるなど、川崎の攻撃力も得点こそ上がってきていませんがリーグ屈指にあるという評価は変わりません。


画像

開始7分のシーン:川崎の相変わらずのポゼッションレベル(このGIFも他のGIFもクリックで多少大きくなります)


また、では仙台が終始押されていたのかというとそうではなく、やや引いて守る時間は確かに長かったですが、決して引きすぎることはなく、川崎得意のアタッキングサードまでの持ち込みをあえて呼び込んでいたようにも伺えました。
事実そこから奪ってのロングカウンターによりこの試合最初のビッグチャンスは仙台に訪れましたが後は流し込むだけ完全フリーのラストパスに足が合わず得点ならずでした。

当然ハイライトにも入るシーンかなと思ったんですが入ってなかったのでGIFで貼っておきます。



画像

最初のビッグチャンスは仙台のカウンターから



その上で仙台は川崎を引き込んでからというのだけを狙っていたわけではなく、下のGIFは仙台のカウンターに入るところからの場面ですが、この場面のように前残り気味のときだったり、他にも後半から全体的に積極的なプレスの仕掛けが増えました(まあこのGIF画像のプレスは甘いといえば甘いですが、これで前に運べる川崎はさすがと思います)。
狙いはもちろん高い位置で奪うことですが、やっぱりそれを簡単にはさせないのが川崎でもあり、どちらかというと見た目的には互いの良さを出し合いながらも肝心なところはやらせないというサッカーになったかなという印象です(実際は互いに決定機もそれなりにあったので表現が難しいところではありますけど)。


画像




川崎は時間が進むにつれ仙台のカウンターに手を焼いていたとも思いますが、同時にカウンターの起点をファウルで潰すシーンも増えており、仙台のカウンターが発動すればその多くは川崎のピンチにもなりましたが、そもそもカウンターを潰していた場面もそれなりに多く見られたのでこの攻防は6対4か7対3で仙台だったかなという評価です。

また川崎はリーグ戦ここまで5失点すべてがセットプレーからということで、仙台はセットプレーでも強い枠内シュートを飛ばすなどもありましたがゴールは割れず。
川崎はセットプレーの守備は今後も課題と言えるでしょう。同時にセットプレーで1点や2点を献上しても勝ちきれるはずでもあるのが川崎の本来の得点力でもあるはずではあります。


その他気づいた点:

仙台は今季はポゼッションも水準が高いと感じていましたが、いざ川崎を目の当たりにして比較してみるとやはり前に人数をかける場面は少ないため、自然と前に行くほどに選手間の距離が開きやすくやはり高い位置でのポゼッションは川崎と比べると数段以上落ちると言っても良いかもしれません。
ただそもそも全体的な狙いが違うのでそれが悪いという意味でもありません。

前節名古屋戦に引き続きスタメンとなったFWジャーメイン良はFW石原ほどのオールマイティさはありませんが、スピードそのものと前を向いての迫力があり面白いオプションになっているし、なると思います。

またチーム全体として球際での守備が強かった印象も受けましたが、これは最終ラインが下がりすぎなかったことでボランチラインと近い位置で2重の構えが形成出来たことで川崎に得意とするアタッキングサード付近までの侵入を許してもそれ以上にはオフサイドエリアも含めて(オフサイドエリアはデススペースという意味で)スペースを与えなかったことである程度安心して(自信を持って)ボールにアタックに行けたことも寄与していると言えるでしょう。

やはり前回予想時に書いた通り、今季の仙台は監督だけでなく選手たちもかなり自信を持って試合に臨んでおり、落ち着いた守備を見せながらも連動してプレスに行くときは行き、それでボールが奪えなくても組織が崩れないなど規律と柔軟性の両方を兼ね備えていると評価できると思います。
攻撃についても同様で、ボールを保持しての攻撃は確かに川崎に劣りますがそれでもチャンス創出が出来る上に、準備してきたと思われるロングカウンターは迫力十分で限りなく1点以上に近かったと思います。

試合後の監督コメントとして、
「理想を言えば勝点3を取りたかったし、取れたゲームだったというようには思います。でも一方で、もしかしたら今までのわれわれだったら勝点1も取れなかったかもしれないと。そこは、あまり去年との比較はしたくないのですけれども、間違いなくわれわれは成長しているというものを示せたゲームだったかなと思います」
(中略)
「ただやはり、ラストパスはどうだったのか、あるいはフィニッシュワークはどうだったのか、その辺はもっともっと突き詰める要素がありますし、それをいまはトライしているところです」

とあるように、紛れもなく良い意味で成熟しているチームと言えるでしょう。
ただ同時にコメント締めの言葉の通りにフィニッシュワークにはまだ僅かな齟齬があると言え、夏の移籍などで点取り屋の柱が取れたら……なんて思いますが、それはそれでせっかくの組織力が薄れてしまう可能性も懸念される為、総合的には補強に頼るのではなく、怪我に気をつけた上でフィニッシュワークが磨ければすでにリーグ2位ではありますが、リーグ制覇は十分視野に入ると思われます(でも今季は超過密日程でもあるので、怪我なく行くのも難しいですし、首位に立った場合に精神的に崩れる可能性もまだ否めません)。



川崎についてはこの試合FW小林悠がふくらはぎ痛で欠場(4/14から2週間離脱見込み)したので、得点を挙げられなかったのはその影響も否めませんが、スタメンでワントップを張ったFW知念は間違いなく良い選手で、家長へのアシスト未遂とも言えるラストパスも出していました。

試合後、中村憲剛や谷口は「前半知念頼りになっていた」「もっと自分たちでアクションを起こして崩さなきゃいけない」などと語っていますが、川崎程アタッキングサードでボールを持って前を向いたとき落ち着いてそのまま保持できるチームはないですし、その際2列め、3列目から飛び出してくる選手が多いチームもないですし(この試合ではこれがやや少なかったかなとも思いますが)、この記事一番最初のGIFにある左サイドの車屋の動き出して、やり直して、動き出してというのもさすがのレベルでしょう。
まあ、憲剛からすればサイドチェンジをもっとすべきだったとのことですが、それは仙台がさせなかった部分も大きいと思います。

後半は前半よりもボールを持てたと評するメディアや選手も多いですが、それは川崎のサッカーが良くなったというよりも仙台がより積極的にプレスに来てくれた(仙台のプレスは十分強いものだったと思いますが、それをいなせてしまうのが川崎)からという方が個人的にはしっくりきます。
それで仙台が並のチームなら守備バランスが崩れるんですが、今季の仙台はそうではなかったという意見です。

ただそれだけでは現在リーグ戦4戦連続未勝利の原因とはいえないわけですが、今のところ川崎の不調はリーグ全体の球際、つまりデュエルレベルが昨季と比べ上がっているからと感じています(正しくは昨季まではややデュエル部分に注力しすぎてて(=プレスがかわせる川崎は相手を崩せる)、今季はデュエルに組織が融合してきている(=プレスがかわせても相手が崩せない)って感じですけど)。

ハリルホジッチ代表監督は解任されたわけですが、Jリーグに強くデュエルを意識させたことは確実に芽を出して育ってきていると思います。
ザッケローニはイタリアを始めヨーロッパのビッグクラブへの選手の移籍を助けたような功績がありますが、ハリルについてはJリーグのレベル底上げの貢献はあったと思います(ただ今回の解任は私も時期がおそすぎるとは思いつつも賛成だったりしますけど)。

まあ、それでもやっぱり得点があまり入っていないとはいえ、川崎の攻撃力は確実に高いですし(といってもこのままさらに得点が入らない状況が続けばスランプも考えられますけど)、仙台同様に試合後の監督コメントを引用すれば、
−−チャンピオンとして迎えるという今季の難しさについて。
「多少なりともありますけれども、前節や前々節というところでいうと、ゴールが入らないというところだったと思いますし、そういう意味でいうと、今日のほうが逆にチャンスが少ないと思っています。そこのところは、本当に全員が、ボールを恐がらずに受けるという本来の形をやらなければいけませんし、あとはチャンピオンというものは、なくはないと思いますが、そこのところは精神的に強くなっていくことがすべてだと思うので、まだここからだと思っています」

とあるように得点があまり取れてないのは純粋にゴールが入らないから(=チャンス自体は十分ある)という認識ですし、そういう意味ではこの仙台戦こそチャンスは少なかったと評していますが、重ねて言いますがポストは2回叩いてますので、まだ明らかにFW勢がスランプと見えるまでは個人的に川崎の攻撃力に心配はしていません。

また、守備についてもすでに書いていますが、確かにカウンターに弱いですが、それを自覚して潰すことはやってますし、ある程度以上出来ています。
またセットプレーの守備も相変わらず甘いですが、やっぱり重ねて書きますが川崎は1点、2点取られても本来勝ちきれるチームですし、今回の仙台戦では本当に2点取られてても勝ちきれただけのゲームかというと2-2引分止まりまでの試合だったと思いますが、そこはやはり褒めるべきはどちらかというと仙台なんじゃないかなと思います。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
アルファさん、こんばんは。そして、有難うございます。
仙台VS川崎のマッチレポートを拝見致しました。この頃子供がTVのチャンネル権を譲ってくれないので、中継の試合を見るのが難しく、Jリーグタイムで各試合のダイジェストを見て終わりの私にとってアルファさんレポートは参考になります。
私は、当初この試合はドローの可能性が高いと読んでました。裏付けとして、川崎の得点率の低さと、仙台の失点率の低さ。それと、小林悠の欠場と大岩の出場停止。
小林、大岩両人共チームのキープレーヤーですので、川崎は攻撃面でマイナス、仙台は守備面でマイナスでドローを予想しましたが、小林の代わりに大久保が出場したら、マイナス面がチャラに成る可能性が高いと思い直し川崎勝ちにマークを入れました。
(ドローは予算の関係でマーク出来ず。)
アルファさんが以前から書いていた様に今シーズンの仙台はチームがオーガナズされて締まっていると言うか手堅いチームに成っていると思います。(仙台より手堅くなったのは広島だと思います。)
好調をキープしているのが、広島・仙台。調子が上がり気味、浦和・F東京・C大阪。
チームの状況が上手く回ってないのが、G大阪・名古屋・鳥栖、横浜FMだと感じてます。他のチームは怪我人を抱えてる等その他の事情でやり繰りしている印象です。
ただ、札幌だけは昨年のチームから180度変わり要注意としてマークしています。
蛇足で取り止めのない事を書きましたが、今後もマッチレポートをお願いします。
では、失礼致します。
kaz
2018/04/16 21:31
こんばんは。ご無沙汰しています。

まず始めに、長年のtoto予想お疲れ様でした。自分も一時期はアルファさんに触発されて、前週のJリーグをフルタイムで出来る限りチェックして分析を行っていました。結果、2等までしか辿り着けていませんが、アルファさんの緻密な分析には何度も助けていただきました。toto予想は一旦休止?との事ですが、今までブログ更新に費やしていた時間を予想に割けば、アルファさんならそう遠くないうちに1等当選を掴み取られるのだろうなと勝手に思っております。

違う形ではありますが、これからも分析を中心としたブログ記事の更新をされるということで、非常に楽しみにしています。陰ながら拝見していますので、今後ともよろしくお願い致します。
まるよし
2018/04/17 23:29

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