第988回 minitotoA 予想 ついに開幕2018年Jリーグ!

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1.FC東京 vs 浦和
F東京は今季から前G大阪監督長谷川健太氏が率います。
G大阪からはMF大森が加入、FWには柏からD・オリヴェイラ、マリノスから富樫敬真らが加入しており、ピーター・ウタカ、大久保嘉人らが退団したもののバランスの良い補強が出来ているように思います。

浦和は昨季から引き続き堀監督が率います。
FWラファエル・シルバを筆頭に、高木俊幸、オナイウ阿道(レンタル)、MF矢島慎也、駒井(レンタル)、梅崎、DFでは精神的支柱の役割も担っていたと思われる那須が移籍と若手ベテラン両面での削ぎ落としが目立つ一方、
新加入として神戸からDF岩波、柏からMF(FW)武富、マリノスからマルティノス、そして湘南から山田直輝が復帰とこちらもバランスの良い補強にはなっていると思われます。
ただ国内屈指のビッグクラブと評すには特に頭一つ抜けるような補強とはいえないため、今季は内容的に接戦となる試合が多くなりそうに思えます。

FC東京浦和という構図では近年では圧倒的に浦和が上を行っており、現在浦和がこのカード公式戦8連勝中……ではありますが、長谷川監督と浦和というと昨季はリーグ戦は2試合とも引分、それ以前は勝ったり負けたり、どちらかというと長谷川監督が率いていたG大阪に軍配が挙がると言ってもいいでしょう。

両監督ともにどちらかといえば守備から入るところがあり、長谷川監督は1点リードさえできれば追加点よりも守りたがる傾向が強い印象があります。
そして今季のF東京の陣容は1点は奪えるチームといえますし、1点あれば守りきれる期待も大きいという今の所の評価でもあります。

J開幕戦はほぼ全チームが引分は考えないと思ったほうが良いのも事実であり、それでいくと今節は新生F東京に期待したいところではあるものの、今のF東京に1-0で守りきる精神力があるかが気になる所でもあるため、私としてはF東京勝利は次点止まり、本命は引分と読みます。
今年はとりあえずシングル予想を続けていく予定なので今回のマークは引分のみとなります。



2.広島 vs 札幌
広島SB高橋(昨季リーグ戦21試合出場)は2/19の時点で肉離れのため全治2ヶ月と発表されています。

広島は今季から城福監督が率います。
今季はMFミキッチを筆頭に丸谷、茶島(レンタル)、FWピーター・ウタカ、ネイサンバーンズ、皆川(レンタル)、宮吉、アンデルソン・ロペスらが退団した一方、
大宮からDF和田、徳島から馬渡、FW渡大生、磐田からMF川辺、ムアントン・ユナイテッドからFWティーラシンらが加入しています。

城福監督というと話からするとモダンなサッカーを志向しているように思えながらも実際の内容は単純で塩試合が多くなる印象が強いです。
ただFWにはパトリックや渡大生がいますし、創造性のあるMFフェリペシウバもいるので、単調なサッカーになっても1点はそれなりに取れそうですし、DFも層の厚みはやや不安ながらも実績ある水本、千葉を中心にこちらもそれなりの結果は期待しても良いのかなとは思います。
個人的には新加入の馬渡と柏好文との縦の関係性も面白くなりそうだと思っていますが、リーグ上位に食い込むことが出来るかというとそれはなかなかハードルが高いのではと考えています。


札幌は今季から昨季途中まで浦和を率いたペトロヴィッチ(通称ミシャ)監督が就任。
その浦和からMF駒井がレンタルで加入したのを筆頭に、京都からGK菅野(レンタル)、愛媛からMF白井、川崎から三好(レンタル)、広島からFW宮吉らが加入。
DF増川やMFマセード、前寛之(レンタル)、FW金園(レンタル)らが退団しましたが、総合的には選手層は若干上積みされたかなという印象です。

ミシャ監督のサッカーはもはやJリーグでは定着しているとも思いますので、ある程度まではすんなり進むだろうし、進んでいるだろうなとは思いますが、浦和でいうところのFW興梠の役割は札幌FWジェイ、都倉、ヘイスいずれもちょっと厳しそうにも思います。
個人的には川崎から加入の三好にはそのポテンシャルを感じるところもあったりしますし、場合によっては怪我から復帰してきたジュリーニョも面白いかもいうところですが、そうなったらなったでジェイと都倉の使い方が難しくなりそうでもあったり、またミシャ監督がうまくジェイの手綱を握れるのかというところにも注目かなと思っています。

広島は当然チームとして札幌のミシャサッカーがどういうものか容易に想像できるでしょうが、城福監督がうまくそれを相手にできるかが問題といえるでしょう。
札幌は昨季はアウェイでの戦い方に問題を抱えていましたが、最終盤は結局アウェイ3連勝で幕を閉じていますので”アウェイ”というだけでの不安はそれなりに少なく見積もっても良いんじゃないかなと思っています。
ただやはりミシャサッカーがどれだけ根付いているかというところ、どうしてもこれまではどちらかというと相手のペースの中から活を見出す、言い方は悪いかもしれませんが弱者のサッカーだったわけで、ミシャサッカーは自分たちのペースを長く握る強者のサッカーなのでそれが開幕から出来るかという不安はつきまといます(とはいいつつもミシャ時代の浦和のロングカウンターこそ実は一番強力だったと個人的には評したりしてますが)。

総合的には両者ともに不安がつきまといますが、私としてはミシャサッカーが実はロングカウンターが得意であり、札幌自体もロングカウンターは元々割りと得意という点を重視してここは札幌で勝負とします。



3.G大阪 vs 名古屋
G大阪は今季からかつてC大阪を長く指揮したクルピ監督が就任。
DF金正也、MF井手口、FW赤崎、呉屋(レンタル)らが退団した一方、
山形からDF菅沼、浦和からMF矢島慎也らが加入、
正直補強の量はイマイチですが、昨季の主力からの流出も金正也、井手口の2名のみというところで、基本的には総合戦力はあまり昨季と変わらないと思われます(井手口はかなり開花していたので、総合的にはややマイナス補強かもしれません)。
ただ、クルピ監督といえば積極的な若手の発掘に定評もありますから新加入の矢島慎也だったり、初瀬や食野、井出遥也あたりの急激な成長なんてのが期待できるかもしれません。
攻撃的サッカーを標榜し派手な結果の多いクルピ監督でもあるので、シーズン中の一番の不安点はフロントがしっかり我慢出来るかどうかってところになるかもしれないと個人的には思っています。


昨季J2を経験し、風間監督体制でなんとかプレーオフを勝ち抜きJ1復帰した名古屋は当然今季も風間監督が指揮を執ります。
昨季のアシストマシーンであったガブリエルシャビエルが残留し、元ブラジル代表FWジョーが加入と最前線にはおそらくサポーターでなくとも心躍るところとは思いますが、MF田口、FWシモビッチ、永井龍らが退団、特に田口の退団は最終ラインと前線を繋ぐ所に大きな不安を抱かせます(代わりに大宮から長谷川アーリアを補強していますが、田口の穴が埋まるほどとは申し訳ないですが思えません)。
DFの補強も甲府から畑尾を獲るに留まっているので、今季も守備崩壊可能性は高いと言わざるをえないでしょう。
ただスペインはレバンテからGKランゲラックを獲得しているので、ピンチ数の割に失点自体は少なくなるかもしれません。

おそらく今季のJリーグ3大攻撃的チームのうちの2者が開幕でぶつかるおもしろカード(残り1チームはもちろん川崎フロンターレ)ですが、G大阪はFWの個に不安あり、名古屋はブラジル勢がこの寒さの中で開幕からやる気を見せるかが不安ですね。
余談ですが、もしG大阪が噂のあった通りにC大阪から柿谷が獲れていたら優勝候補に挙げても良いくらいにクルピ監督と柿谷のコンビも見たかったんですが、柿谷はやっぱりC大阪じゃないとという気持ちもあって複雑です。

正直ジョーの稼働率が未知数だし、クルピ監督がどれくらいG大阪にフィットするかも不安ですし、そういえばG大阪は今野が怪我で開幕戦は出場微妙との話もありますが、J2で守備崩壊を繰り返した名古屋なのでシングルでマークを付けるならここはG大阪かなと思います。

名古屋は昨季昇格プレーオフでは勝負にこだわってポゼッションを捨てた試合もありましたし、J1でそれをまたやる可能性も否定しませんが、たぶん開幕からそれはしてこないと予想します。



4.仙台 vs 柏
仙台柏とも指揮官は昨季と変わらず、
昨季仙台は12位に甘んじたもののシーズンが進むにつれ着実に内容は良化、文字通り人とボールが動くサッカーで内容的にはどこを相手にしても遅れは取らないと個人的に評価しています。
いかんせんレンタル選手中心のチーム構成でしたが、FW石原を始めとして多くが今季も残留、不動のボランチで素晴らしいミドルを持つ三田こそ移籍してしてしまいましたし、FWクリスランも移籍してしまったのは痛いものの、G大阪からDF金正也、川崎から板倉(レンタル)、岐阜からMF庄司、昨季はF東京からKリーグへ移籍していたFW阿部拓馬が加入と、
引き続き、あるいは昨季以上に内容は良化できるであろう選手構成になっています。

ただいかんせん絶対的なストライカーと呼べるべき存在や、絶対的守備の鉄人が見当たらず、良く言えばどこを相手にしても勝てるポテンシャルは持っているものの、悪くいえばどこを相手にしても負けてしまう可能性もあるチームになるんじゃないかなと思われます。
しかし現在MF中野嘉大が1/30から肉離れで8週間の離脱見込み、梁勇基が2/4から同じく肉離れで8週間の離脱見込みとなっており、その他も結構怪我がちな状況に思えるので野戦病院とならないことも今シーズンの大きな課題になるかもしれません。


柏はDF輪湖、MF武富、FW大津、D・オリヴェイラ(レンタル)らが退団、
福岡からSB亀川、マリノスからDFパク・ジョンス、大宮からMF(FW)江坂、FW瀬川、新潟からMF小泉慶、FW山崎亮平ら各チームのスタメンクラスを続々補強、
ユース出身者と助っ人外国人主体のイメージがあったチームにかなり新しい風が吹き込んでいるといった印象です。

戦力からすればやはり柏が圧倒と思えるカードでしょう。
仙台はけが人の状態も心配があるので、どこ相手にもいい試合をする可能性は持っているとは言え、シングル選択はやはり柏一択になるでしょう。



5.清水 vs 鹿島
清水は今季から昨季途中から広島を率い同チームを残留させたヤン・ヨンセン監督を招聘。
DFカヌ、犬飼、MF枝村(レンタル)、FWチアゴ・アウベスらが退団、
新たに中国から元広島や鹿島に在籍したDFファン・ソッコ、甲府から8年ぶりにMF兵藤、オーストラリアから元川崎、C大阪、鳥栖に在籍した楠神、岡山から石毛(レンタルバック)、仙台からFWクリスラン(レンタル)らが加入、
守備については出ていった分も大きいですが、全体的に層を分厚くする補強が出来ており、昨季は守備の構築に苦労しましたが、まさにその部分を昨季広島で途中就任ながらうまくクリアしたヤンヨンセン監督なので、FWに前で体を張れる鄭大世が健在であり、得点感覚の高いクリスランが加入していることを踏まえれば昨年よりも安定した成績を残せそうな期待が持てる陣容になっていると言えるのではないでしょうか。


鹿島は昨季から引き続き大岩監督が今シーズンも指揮を執ります。
昨季は最終節まで自力優勝可能な状況でいながらスコアレスドローに終わり川崎に優勝をさらわれるという常勝軍団らしからぬシーズン最終盤になってしまいましたが、
今季はDF内田篤人が復帰加入、チームに勝者のメンタリティーを植え付け直すことが期待されます。
その他の主な新加入選手は清水からDF犬飼、東京Vから安西幸輝と少ないですが、対談者もDFブエノとMF梅鉢の2名のみと少なく、昨季をベースに円熟味を増したチーム作りになる模様です。

自分としては内田篤人の最大の強みはピッチレベルでの戦術眼、つまり今が攻める時なのか、守る時なのか、ペースをチェンジする時なのかといった状況判断力にあると思っていて、これが場合によってはこの試合は勝てなくても良い勝ち点1で良しといったドライな判断を下すこともあって、そこを嫌ってしまう人もいたりするだろうなとは思うものの、まさにプロフェッショナルな選手だと思っています。
ただ状況判断力こそが強みだからこそこの4年間で公式戦出場が3試合しかないというのが最大の不安点でもあります。

その他現在鹿島はDF西大伍が昨年12/7から副靭帯断裂で4ヶ月の離脱見込み、FWレアンドロが2/10に靱帯損傷で全治3~4週間の離脱見込みで開幕出場絶望となっています。

清水のヤンヨンセン監督が昨季終盤の広島と同レベルの守備構築をすでに布けているとすれば、鹿島でも手こずる可能性は十分あると思いつつ、しかし鹿島には怪我人や試合勘の乏しい選手がいるにしても、FWペドロ・ジュニオールのドリブルや、金崎夢生の体張りだったり、またはボックス内にすっと入ってくる鈴木優磨、土居聖真への内田篤人からのクロスなんてのを想像するとやはり鹿島が強いだろうなと思うところでもあります。
昌子植田のCBコンビも健在ですしね。

というわけで多少は大穴狙いに後ろ髪惹かれる試合でもありますが、やはりシングル勝負は鹿島でしょってことになるでしょう。

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